逆子と鍼灸~嬉しいご報告~

鍼灸治療は妊娠中や産後の様々な症状にも有効です。
中でも逆子のご相談を多くいただきます。

先日の健診で逆子が治ってた!とのご報告をいただきましたので、
今回逆子について少し書いてみようと思います。

妊婦健診で逆子だと分かると、多くは逆子体操をすすめられ、なかなか戻らないと外回転術をすすめられることが多くみられます。骨盤ベルトを着用される方もいます。

逆子体操だけでは中々治らない方も多く、中にはお腹が張ったり痛くなったりしてしまう方もいます。そこで、ぜひ知って頂きたいのが鍼灸です。

先日NHKの番組でもやっていましたが、
鍼灸治療をした場合としない場合とでは逆子が治る確率も大きく違ってくるという調査結果が出ているそうです。

以前も、37週で突然逆子になったという妊婦さんに鍼灸治療を施したところ、
鍼灸治療の翌日位から膀胱あたりの胎児の蹴りがなくなったそうで
次の健診で逆子が治ってた、ということもありました。

当院では、逆子治療の場合でもお身体をしっかりと診察し、なぜ逆子になったのかを東洋医学的に診断し、それに基づき使用するツボを決めていきます。

胎児が小さい頃は子宮腔内で動き回っているので、たとえ健診時に逆子になっていても、逆子として問題視されません。

一般的に28週を過ぎた頃から胎児の頭が下(子宮口側)を向いていないと逆子と診断されます。
もし28週を過ぎて逆子と言われたら、できるだけ早めに鍼灸を受けてみてくださいね。
胎児が小さいうちの方がお腹の中で回転しやすいです。
(もちろんその前から鍼灸で体調を整えておくとなおよいと思います)

鍼や灸をしている時も胎児はよく動くことが多いですが、鍼灸治療後家に帰ってゆったりくつろいでる時などにも大きく動くこともありますよ。

お母さんがお腹の赤ちゃんに語りかけることも大切だと感じます。
逆子やつわりなど妊娠中・産後のお悩みの症状、一度ご相談ください。

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