旬の野菜 ダイコン
お正月に少し食べ過ぎてしまった!、という方も多くいらっしゃいますね。
気をつけてはいたものの、普段食べないお餅をパクパク食べたせいか、私も少々体調が崩れ気味です。
こういうことがあるから、1月7日に七草がゆを食べるという習わしは理にかなっているな(゚∀゚)、とも思いますね。
そこで春の七草のひとつ、ダイコンを最近よく料理しています。
和風で煮て食べると、少し体がスッキリします。
他にもダイコンは、ふろふき大根、おでんなどのように煮たり、大根サラダ、大根おろし、大根のソテーなど色んな食べ方がありますね。
東洋医学でみると、
ダイコンは涼性であり、熱をおさめてくれる作用があります。
そして、生食だと気を上昇させ、加熱食は気を降ろすのですね。
同じ食材でも加熱するかどうかで作用がちがうのですね。
たしかに食べてみると、生のダイコンは辛味を感じるけど、加熱したダイコンは甘味を感じることも多く、食べた印象も違います。
また、
除風寒(寒気からの風邪を回復させる)
寛胸利膈(胸苦しい感じを解消する)
下気和中(気の巡りを促し、整調して胃腸の働きを良くする)
化痰消食散結(痰の出をよくし消化を促す)
解毒(体内の毒素を分解する)
などの効能もあると言われています。
この効能からも分かるように、ダイコンは消化不良を解消する力が強そうですよね。
今は寒い季節ですし、生食より加熱食の方が体には優しいです。
お正月に食べ過ぎてしまって、まだ体調が戻らない方にはダイコンの煮物おすすめです(*’ω’*)
もちろん鍼もおすすめです(^o^)
参考:『東方栄養新書』