言葉の大切さ
明けましておめでとうございます。
本日より今年の診療を開始しております。
年末年始は、友人と会い、初詣に行き、美術館へ行き、美味しいものを食べて、充電してきました(*’ω’*)
そんな中で、いろいろ感じたことがあるので、少し書いてみたいと思います。
ずっと前から何となく頭にあったことなのですが、
この年末年始に、何度も頭をよぎったことがありました。
それは、言葉の大切さ、です。
人と人との関係に言葉は欠かせません。
言葉について書く前に、少し「言葉」について調べると・・・
『広辞苑』によると、そもそも言葉とは、人の音声の意味を持っているもの、またそれを文字に表したものなどと書かれています。
ある人は、言葉は①ものごとの代替表現、②意思伝達の道具、③思考の道具とも言い表せるとしていて、ここでは②の意味での言葉について思ったことを書いていこうと思います。
言葉は、お互いの意思を伝えあう時に用いられますが、時にその言葉は人を傷つけることもあります。
言葉が思った意図と違うように他人に伝わることもあります。
言葉だけが独り歩きして、その言葉を発した本人の気持ちがないがしろにされることもあります。
その言葉によって人との関係性が変わることもあります。
言葉って、実は恐い。
でもその一方で、言葉に救われることもあります。
ブログを読んでいても、友人や先輩方と話していても、診療中も、
そしてふと目にしたテレビの中の一言も、神社に掲げられてる一言も、
あらゆる言葉に癒される、救われること、またその時の自分の学びになることがあります。
それはもしかしたら「言葉」だけではないのかもしれません。
その言葉を受け取る側の状況や環境、そしてその言葉を発する側の想いや背景、そういったすべてが関係したうえでの、その「言葉」なのかもしれません。
そして同じ「言葉」でも、人間性や相手との関係性次第で伝わり方も違うんですよね。
言葉は、軽くもなるし重くもなる、優しくもなるし冷たくもなる、面白くもなるしつまらなくもなる、関係を深めることもあるしそうでないこともある、傷つけることもあるし救いにもなる。。。
だからこそ、言葉を発するときには、しっかり考えることも大切なんですね。
でも、いくら考えて言葉を発しても、自分の意図とは違うように言葉が伝わってしまうことはあります。。。
それを最小限にしたい、だから誠意をもって考える。
それはきっと言葉を受け取るときも同じなのかもしれません。
これがなかなか私にとっては難しいことでもありまして。。。(´・_・`)
私は大雑把なところがあって、言葉も大雑把になりやすい。。。
でも意識しての言葉と、意識してない中での言葉は違うと思いたい。
そう願いながら
言葉の大切さをこの年の抱負にブログで取り上げてみました。
もっといろんな人生経験を積んで、
患者さんに対してもブログでも、言葉で自分を表現して、言葉に重みをもてるような、言葉でも人を癒せるような人間になりたいと思います。
鍼灸治療は鍼を刺すだけではなく、患者さんと術者のやり取りも大事だからこそ。
今年も力を入れて鍼灸治療をしてまいりたいと思います。
みなさま、本年も鍼灸あかりをどうぞよろしくお願い致します。
みなさまにとって素晴らしい一年になりますように。
鍼灸あかり
小倉千佳
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