ご挨拶

はじめまして。鍼灸あかりの小倉千佳です。
当院のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

院名のあかりは灯を意味し、
女性が社会の中で灯のように自分らしく活き活きと暮らせるお手伝いがしたいと思いスタートいたしました。

古くから伝わる言葉に「一燈照隅 万燈照国」があります。
一人一人が自分の身近の一隅を照らす。それだけでは小さなあかりかもしれないが、その一隅を照らす人が増えていき、万のあかりとなれば、国全体を照らすことができる。

その想いを胸に、人と人との関わりを大切にしております。

そして、東洋医学は、病だけを診ずに人を診る医療です。

日本の古典『鍼道秘訣集』に「挽かぬ弓、放たぬ矢にて射つときはあたらずしかもはずさざりけり」という文言があります。鍼をするときの心持ちが大事なのだと医療の原点を説いています。

この医療の原点を信念とし、患者さんのもつ苦しみやつらさに耳を傾け、一人一人にあった治療を心がけています。

一日でも早く笑顔を取り戻し、自分らしく生きる幸せを感じて頂きたいと思っております。

鍼灸あかり 院長 小倉千佳

 

鍼灸師の紹介

鍼灸師/小倉千佳

東京都新宿区出身

早稲田大学人間科学部卒業
日本医学柔整鍼灸専門学校卒業

学校卒業後、不妊鍼灸院やスポーツ鍼灸などの鍼灸治療院の勤務を経て、神楽坂にて開業。

趣味:町・カフェ・神社めぐり、散歩、音楽鑑賞、美味しいものを食べること

 

鍼灸師を志した経緯

私は小さい頃から、食物アレルギー(大豆・卵・そば)、軽度のアトピー、じんましんなどを患い、病院にお世話になることも多くありました。

修学旅行先では、必ずそば殻の枕があるので、皆の使う枕からそばを感受してアレルギーによる喘息症状が出て眠れないこともありましたし、アレルギーのある食品を間違えて食べて発作が出てしまい、このまま死んでしまうのではないか、と思ったこともありました。今では、アレルギーは一般的にはなりましたが、昔はあまり知られていない疾患でした。

そして病院に通ううちに、病院にいる医療従事者にあこがれ、体にまつわることに興味を抱き、学生時代の夢は医者になること。

でもその一方で、病院通いはいつまで続くんだろう、症状は薬で軽減するけれど、症状の根本的なところを治すためには自分が変わらないといけないんじゃないんだろうか、人が生きるとはどういうことなのか、そんな疑問がいつもありました。

自己啓発本を読んだり、森林セラピーやアロマセラピー、心理学など興味のあるものを色々と学んだりもしました。そんなときに出会ったのが鍼灸でした。はじめの印象は、祖父や母の腰痛に対する鍼でしたが、自分が実際に鍼を受けてみると、心身が緩む感覚があったのが印象的でした。

これまでいかに力が入って生きていたか。

おかげでアレルギー症状や湿疹、じんましんなど諸々の症状はだいぶ軽減しました。鍼灸を受け続けることで、心身が丈夫に柔軟になってきたようにも感じています。

私は鍼灸、東洋医学に助けてもらったと感じています。だからこそ、この医学をもっと多くの人に知ってもらいたいし、それによりもっと自分らしく楽しく過ごしていける人が増えていければ嬉しく思います。